0番染色体

科学は全世界を照らす光である

TeXで暗号化(3) バーナム暗号

前回からかなり間が空いてしまいましたが,シリーズ「TeX で暗号化」の第3回です.

前回までの記事(第1回第2回)では,それぞれシーザー暗号とアフィン暗号を扱い,いずれも暗号化・復号化方法を示した後にそれらが比較的簡単に「解読」できることを TeX のコードを記しながら述べてきたわけですが,今回は絶対に「解読」できない最強の暗号・バーナム暗号を扱いたいと思います.

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TeX de Quine!!

最近『あなたの知らない超絶技巧プログラミングの世界』なる本が発売され,好評なようです.

あなたの知らない超絶技巧プログラミングの世界

あなたの知らない超絶技巧プログラミングの世界

その影響を受け,私の周辺ではちょっとしたQuine *1 ブームが到来しています.ということで,今回はTeX/LaTeXで「なるべく短いQuine」を作成することに挑戦してみました.

*1:Quineとは,実行すると自らのソースコードを出力するプログラムのことです.

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ThinkPadにUbuntuを導入しMacライクな環境を構築したメモ

先日,大学からそこそこスペックのよいPC *1 を貸与されました.しかし,初期状態ではOSが(Windows 7しか)インストールされておらず使い物にならなかったので,Ubuntu 14.04 LTSを導入してみました(デュアルブート).本記事は,そのときにやったことを記録しておくメモです.単なる"メモ"なので説明は雑かつ外部サイト依存的であるということを予めご了承ください.

なお,行った設定や導入したソフト等は基本的に個人的な趣味で選んだものであるため,一般性はまったくありません.ただ,私用PCがMacBookであるため,方向性としてはなるべく普段のMac環境に近づけることを目指しています.

*1:スペック詳細:Lenovo, ThinkPad X1 Carbon, Windows 7 Prpfessional, Intel Core i7, 8GB RAM, 120GB SSD.

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RubyでTwitterの仲間探し

皆さんのTLは賑わっているでしょうか? TLをより活気づけるためには誰かをフォローするのが一番ですが,はてさて誰をフォローしたものか……と悩まれたことはないでしょうか?

Twitterはこうしたユーザーをサポートするために「おすすめユーザー」を表示する機能を提供していますが,どういうアルゴリズムでおすすめユーザーを選んでいるのか不明な上,少なくとも私にはあまり精度(実際にフォローしようと思えるアカウントの割合)が高いようにも思われません.

そこで,「自分のフォローしているユーザー(フォロイー)からたくさんフォローされているユーザー」ならば「自分のフォローしたいユーザー」である確率が高いと考え,そのランキングを出力するRubyスクリプトを書きました.

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思わずTeXでフカセ暗号してみた

最近,巷では「フカセ暗号」なるものが流行っていて,そのジェネレーターは大人気のようです.

これまでのコレとかアレで「TeXで暗号化」してきた私としては,これをTeXで実装しない手はありません.ということで,作りました.

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